2008年7月20日 (日)

四つの嘘 第2話

脚本:大石静/演出:松田秀知

実はこのドラマ、かなり面白いのかも(笑)

今回は詩文(永作博美)の魔性っぷりが現れてた。

とくに、

   詩文「あたしから離れたら破滅するから」

   英児(勝地涼)「別れた夫みたいに?」

のやり取りはさすが、って感じだった。

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元夫の母・良子(野際陽子)に、

圭史(仲村トオル)に女がいたことをあっさり話す詩文。

最後には、「(呆けている)父のことは心配せず、

(娘の)冬子のことだけ心配してください」とまで言ってしまう。

一方、

単身バンクーバーまで行き、

(ネリに「暇ねえ」と皮肉られながらも)

美波(羽田美智子)と圭史の不倫を、

美波の夫・雅之(二階堂智)に

言い出せない満希子(寺島しのぶ)。

この二人の対比がよかった。

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帰りの飛行機、

満希子は、雅之から渡された美波の不倫手帳を読んで、

我が事のように胸ときめかせる。

帰国後は、あっさりそれを詩文に見せる。

満希子は、ストーリーを動かす上で、

ああ見えて非常に重要なキャラっぽい。

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その後、

手帳を一緒に読んだ詩文が、

「女に爪切らせるの、好きなんだ」

と亡き元夫・圭史に向けて呟くシーンも印象的だったな。

永作博美はスゴイ!

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さて、

次週からも非常に楽しみ。

英児は記憶を亡くしたのか?

ネリ(高島礼子)は女を取り戻すのか?

美波は実は生きてるのか?

満希子も何かしでかしそうだし。

(7.0)

四つの嘘 第1話

脚本:大石静/演出:松田秀知

永作博美が魔性役をやるってことでかなり期待してた。

でも、思ったほど魔性っぽさがなかった。

あったといえば、

死んだ元夫への香典(しわくちゃの5千円札)を

元姑に拒否され、捨てられたシーン。

帰り際、ちゃっかりそれを持ち帰ったところに、

詩文(永作博美)というキャラクターが

ハッキリ表されてた。

永作博美の初登場シーンまで10分間引っ張ったり、

登場人物紹介をコンパクトにしたり、

死んでいる美波(羽田美智子)にナレーションやらせたり、

すごく個性的な感じが残ったドラマ。

ただ気になったのは羽田美智子の演技か。

この人、こんなに下手だったけ?

ナレーションもあまりよろしくない。

表題の「四つの嘘」は今後どのように発覚していくのか、期待。

(6.5)

Tomorrow 第2話

脚本:篠﨑絵里子/演出:山室大輔

思いのほか、面白くなくなってきた。

今回も、医者をドロップアウトした航平(竹野内豊)に、

再び手術をさせるための、前回と似たようなプロット。

その際の、

仰々しい効果音。効果的とはさして思えないスローモーション。

ちょっとマンネリ気味かも。

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印象的なセリフはときたまあるんだけど。

   「資格がないって、

    本当はそれをやりたいって気持ちがあるから

    出てくる言葉じゃないの」

   「(資格があるかどうかは)

    目の前に患者がいて、

    その人を助けたいと思うかどうか」

と航平に言う愛子(菅野美穂)。

このドラマは、

愛子のキャラが魅力的なところが救いになってると思う。

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「市民病院」というところに、

おそらくこのドラマのオリジナリティがあるはずなんだけど、

深く描くような感じでもないし、目新しさはないけど、

今回の愛子のように、

(市民病院を守りたいといいながら、

病気になった妹をなんとかしてでも助けたい。

そのためには、セレブな病院で、

高額の治療費を払っても構わない)

葛藤のポイントが脚本に抑えられてるから、

見やすいことは確か。

(6.5)

2008年7月13日 (日)

続々と、(その2)

ドラマが始まってますね~

「Tomorrow」

「シバトラ」

「正義の味方」

「四つの嘘」

の初回を見ました。

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「Tomorrow」はとりあえずレビューしようかと。

なかなか見応えあったので。

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「シバトラ」も面白かった。

なんとかドラマを盛り上げようとする

スタッフの熱意が伝わるような作品。

その分、主役の小池徹平の体当たりシーンも多く。

ときにギャグシーンがスベッてる気がしないでもないけど、、、

峰不二子的な真矢みき。

沢尻エリカ臭のする大後寿々花。

GTOの警官役を思わせる藤木直人。

気軽に楽しめそう!

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「正義の味方」は、本当にひどかった。

この家族はホラー?

世にも奇妙な物語?

何をしたいのか全然わからない。

スタッフは、どのへんを面白いと思ってるのだろうか?

疑問しか湧かない映像作品だった。

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「四つの嘘」はレビューをしよう。

うん。

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とりあえず、

「ゴンゾウ」

「魔王」

に引き続き、

「Tomorrow」

「シバトラ」

「四つの嘘」

は見ておこう。

なんだかんだ見ちゃうなぁ(汗)

Tomorrow 第1話

脚本:篠﨑絵里子/演出:山室大輔

ドラマ版「いま、会いにゆきます」とか「クロサギ」を書いた、

個人的に苦手な篠﨑さんの脚本だったので、

全然期待してなかったけど、思いのほか見応えがあった。

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役所の人間であり、かつて医者だった航平(竹野内豊)。

赤字を抱えた市民病院の看護師・愛子(菅野美穂)。

病院再生のため送り込まれた外科医・紗綾(緒川たまき)。

この三人の設定がTVドラマとしてのツボを抑えてる。

航平が、愛子と紗綾の中間点に位置してるのがいい。

表向きは役所の人間。

赤字を抱える病院ならば、再生しなければならない。

だから、紗綾の意見には従わざるを得ない。

しかし、

自分にはかつて医者として輝いていた過去がある。

「自分には医者の資格がない」と航平は言う。

でも彼はラストで患者を助けた。

   「目の前で人が死ぬのを見たくなかった。

    自分のためにやったんだ」

このセリフが、本心を隠したつよがりにも思えるし、

本心ならば、そう思うようになったいきさつが知りたくなる。

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ベタな面も多かったけど、構成が巧みだった気がする。

エンタメ性とドラマ性のバランスがよかった。

フジの「コード・ブルー」なんかはもろエンタメ性しかないけど、

やっぱりストーリーを次から次へと展開するものより、

人物をじっくり見せてくれるドラマの方が、

個人的には好きだ。

そういう意味では、

菅野美穂が演ずる田中愛子のキャラは魅力的だった。

紗綾のことを「ミトコンドリア」と悪口。

でも、「それって悪口なの」って航平に突っ込まれたり、

航平の前で、自分のことを延々と話している自分に

「あれ、自分の話ばっか。あなたは?」

と突っ込んだり、ちょっと変わった明るいキャラ。

こういう役をやらせたら、菅野美穂は光る。

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今後、話の流れからして航平の過去には触れるであろう。

おそらく航平が救えなかった患者は、愛子の母親かもしれない。

仮にそうだとしたら、

それが愛子に発覚するまでに、

航平と愛子の関係を深く描いていれば、

非常に見応えのある展開になっていきそう。

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ただね、映像がめちゃめちゃ煽りすぎ(笑)

そこ、スローモーションいらないじゃん!

的シーンがかなりあった。

作り手が思っているほどの効果が、

それほどまでにないような気がする(汗)

(7.0)

2008年7月 6日 (日)

続々と、

夏クールのドラマが始まった。

まぁクールといっても

最近じゃ開始時期がばらばらなんだけど。

とりあえず見たのは、

「ゴンゾウ・伝説の刑事」

「モンスターペアレント」

「コード・ブルー」

「ロト6で3億円2千万当てた男」

「魔王」

の5つ。

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「ゴンゾウ~」は、主役のキャラがいい。

明るく振舞っておきながら、実は影があるようで。

展開も早くて(それでいて乱暴でもなく)、

次週もまた見たい作品。

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「モンスター~」は、ひどかった。

ファーストシーンがすべてを物語ってた。

主人公に魅力がないし、

米倉涼子のファッションショーっぽくも見えた。

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「コード・ブルー」は、ちょっとあざといかな。

「医龍」のときもそうだったんだけど、

林宏司の医療ものって、

毎度とってつけたような患者のエピソードがちょこっと入って、

その雰囲気でごまかそうとしてる気がしないでもない。

最終的に、

医療もの群像劇みたいな感じになるのかな。

期待してたほどの面白さはなかった。

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「ロト6~」は、ドラマのカラーが不安定。

コメディかと思いきや、意外とホラーちっくな感じ。

「人間の欲」をえぐる作品にしあげたいのかな。

それにしては、適当過ぎな気がする。

絵柄がチープだし、

制作費が少ないのだろうか。

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「魔王」はエンターテイメント性が高いなぁ。

無駄に主人公の過去を引っ張らずに、

適度な種明かしをしながら描いたのがよかった。

映像が煽りすぎな気もするけど。

これ、きっと韓国版も面白いんだろうな。

惹きつけるプロットだし。

とりあえず、「ゴンゾウ」と「魔王」は見よう。

2008年6月25日 (水)

絶対彼氏・完全無欠の恋人ロボット 第11話(終)

脚本:根津理香/演出:土方政人

もうね、、、

わんわん泣けて困った(笑)

梨衣子(相武紗季)とナイト(速水もこみち)のやり取りが、

幸せであればあるほど、それは「別れ」を予兆してたし。

梨衣子が寒さを感じないナイトに

”ちょっと早い”マフラーを編んだのにはびっくりしたけど、

第1話でも言われていた梨衣子の「重さ」を象徴していて、

あれはあれで説得力があった。

ということは、

梨衣子がそれほどまでナイトを好きになっちゃってることで……

ナイトとの未来図を描いてる梨衣子のセリフは、

どれも切なかったなぁ。

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並切(佐々木蔵之介)のキャラもすごくよかった。

「(部長に)我々は軽く考えてたんですよ、愛というものを」

「(梨衣子に)あなたへの愛が、プログラムに勝ったんですよ」

「(ナイトに)いい夢見ろよ」

印象深いシーンがたくさんあった。

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創志(水嶋ヒロ)のキャラは、

なんとなく中途半端なまま終わった気がするけど、

梨衣子に最後の告白をするシーンはよかった。

「あいつロボットなんだろ……俺ならお前を……」

のくだりには感情移入したなぁ。

ただ、もうちょっとうまく演じて欲しかったけど(汗)

それでも、

ナイトが停止したと聞かされて泣いてる梨衣子を訪れたとき、

なかなかドアノブに触れないシーンは、

ものすごくよかった。

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創志がどんなに説得しても、

ナイトと一緒にいることを望む梨衣子。

諦めた創志は一人パリ行きを決意。

梨衣子への思いを引きずりつつ……。

そんな梨衣子もナイトが機能停止をして、

結局は創志とパリに行くことにする。

この流れはちょっとサクサクしてた気がする。

でも、

夢を諦め、自分と一緒にいることよりも、

夢を叶えて、笑顔でいることを、

ナイトが梨衣子に望んでいたことだったので、

これはこれでよかったんだと思う。

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結果的に、

速水もこみちと相武紗季のW主演という形だったけど、

二人のキャラをすごく丁寧に面白く描いていて、

やり取りをずっと見ていたいとまで思えるようになった。

とくに、

「もこみちをロボットに」

という着眼点が本当に素晴らしかった。

そのもこみちも、

だんだんと「感情」を持ってしまうナイトを見事に演じてたし、

切ないシーンも見応えがあった。

演出もよかったなぁ。

ラスト、

梨衣子の部屋に残るナイトとの思い出のショットの連続を見ると、

こういうのが連ドラのいいところなんだよなぁと、

しみじみ実感した。

(8.0)

★★★★☆7.18

2008年6月21日 (土)

Around40・注文の多いオンナたち 第11話(終)

脚本:橋部敦子/演出:吉田健

聡子(天海祐希)の決断はカッコよかったけれど、

ストーリーがあまりにも類型的で、

演出上の印象的なシーンもなく、

やっつけみたいな、ありがちな最終回だった。

恵太朗(藤木直人)と聡子の愉快なやり取りもなかったし。

うーん、、、特に書くことがないな(笑)

ただ、藤木直人と天海祐希の共演は見ものだったし、

恵太朗の「ケチじゃなくてエコ」なキャラクターはかわいかった。

(6.0)

★★☆☆☆6.36

2008年6月20日 (金)

ラスト・フレンズ 第11話(終)

脚本:浅野妙子/演出:加藤裕将

え? これで終わり?

的な、あまりにも拍子抜けした最終回だった。

もともと視聴率をとることだけしか考えていない

中身がスカスカの脚本だったから、

ある意味当然の結果かもしれない。

結局何も訴えることができないまま終わった感がある。

むしろ何かを訴える気なんてさらさらなかったんだと思う。

酷評されてしかるべきドラマだと、つくづく実感している。

    ×    ×    ×    ×    ×    ×

DV、GID、性的虐待、幼児虐待などを、

ドラマを盛り上げるためだけのパーツとして利用。

真剣に取り上げようとはせず、

問題を解決する気もまったくなく、

ご都合主義のオンパレードで、

スタッフの志は、見事なまでに低かった。

徹底して、低かった。

なので、人物に感情移入できないのが最大の問題だった。

    ×    ×    ×    ×    ×    ×

宗佑(錦戸亮)の子を産むと決めた

美知留(長沢まさみ)の決意。

宗佑の子を美知留と一緒に育てると決めた

瑠可(上野樹里)とタケル(瑛太)の決意。

まったく理解ができない。

なんで一転して和やかムードなの、君たち(笑)

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で、

なぜ文句を言いながらも終わりまで見ちゃったかというと、

上野樹里と瑛太の演技が見応えあったから。

あとは、宇多田ヒカルの主題歌のハマり具合かな。

それと、誰もが理解しがたい及川宗佑という人物を、

錦戸亮がどう演じるか。

これは見ていて辛かったな。

錦戸君は、本当にかわいそうだった。

(4.0)

★★☆☆☆6.09

2008年6月19日 (木)

無理な恋愛 第11話(終)

脚本:岡田惠和/演出:塚本連平

すべてを失った立木(マチャアキ)が、

新しい会社を興すまでに時間を掛けすぎた気がしたけど、

このドラマらしい最終回だった。

今回、

改めて感じたのは、徳井義実の演技のうまさ。

当初はコメディエンヌな夏川結衣にばっかり注目してたけど、

回を追うごとに、龍彦(徳井義実)に感情移入していった。

終盤の、

かえで(夏川結衣)との別れのシーンは秀逸。

かえでの助演女優賞の授賞式、

スピーチするかえでを見つめてる龍彦。

客席からプロポーズしようと企ててた。

そんな龍彦の気持ちも露知らず、

かえでは昔、立木に掛けられた言葉を話していた。

「夢とか希望というものは、

思い浮かべて楽しむためにあるもので、

落ち込むためにあるものじゃない」

司会が訊く、「その言葉は誰に掛けてもらったんですか?」

かえでは、噛み締めるようにして答えた、「私の大好きな人」

それを聞いたときの龍彦の表情。

強がってかえでを送り出す龍彦の飄々さ、優しさ。

明るさの向こう側にある、もの哀しさ。

龍彦は、そういったものを十分体現していた。

見ていて、切なかったなぁ。

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視聴率的にはすごく悪かったけど、

いつも楽しめたドラマだった。

セリフがキメ細かいし、

役者は芸達者だし、

キャラクターはみんな丁寧に描かれてたし。

祥子(青木さやか)なんて、

完全に使い捨てキャラだって思ってたけど、

実は、非常に見応えのある魅力的な役だった。

脚本が丁寧で、さすが岡田惠和というドラマだった。

(7.0)

★★★★☆7.05

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